渡し、またプラザから提供いただいたひょっこりひょうたん島のCD、グッズなどをプレゼントしまし
た。そして井上先生との関係、昨年お会いした際の町長さんとの約束を話し、少しでも大槌町の人
びとの力になりたいと申し出ました。
突然の訪問にも関わらず、東梅副町長には大変喜んでいただくことができました。
大槌町は国内に姉妹都市がないので、ぜひ応援をお願いしたいとのことでした。
東梅副町長と面談 |
大槌町の現状について聞いてみると、さすがに少し疲れた様子でしたが、今もっとも必要とされてい
ることは仮設住宅の建設と災害ゴミの処理だと、静かに話してくださいました。
また避難所の生活が長くなり、当初のおにぎりと水だけの食事から、野菜や果物などバランスのい
い食事への要求が高まっているため、それにどう対応するかも大きな課題のようでした。
8校あった小中学校のうち6校が被災し建て直す必要があるが、当座は残った学校の体育館を間
仕切りして教室を確保し学校を設置するそうです。
地震と津波で破壊され火災で焼き尽くされた大槌町の市街地 |
大槌町では町長をはじめ職員32人が津波に飲み込まれ、残った職員の多くも家族や親族が犠牲
者になっており、少しずつ役場機能を復活させているとはいえ、町としての機能がある程度回復す
るには、まだまだ時間がかかるともおっしゃっていました。
町内を案内してくださった佐々木生涯学習課長はこの1カ月の間に休みをとったのは、4月4日と5
日の二日だけ。残りは車の中で寝泊まりしながら仕事を続けてきた。
「家はすべて流されたけど、幸い家族の命は助かったので幸せな方だ」
と話してくれました。
ひょうたん島のモデル・蓬莱島をバックに佐々木氏から説明を受ける |
副町長も任期切れまぢか、町議会も開催できない
返信削除大槌町の状況報告も必要