2011年5月21日土曜日

大槌町から人材派遣の支援要請がきました。

岩手県・大槌町に行ってもらっていた副町長が帰ってきました。

大槌町の東梅町長代行から副町長に「川西町から職員を派遣してもらえないだろうか」との要請がありました。

いま大槌町のみなさんは、ほんとうに困っておられるようです。

町長が津波で亡くなられたことは、このブログでもふれましたが、町の職員も30人以上が亡くなったり行方不明になったりしています。

現在は副町長の東梅氏が町長代行を勤めておられますが、規則で6月20日には代行を降りなければならないと決められています。

新しい町長を選ぶために選挙をやりたくても、津波で戸籍を始め基礎資料がながされているため選挙人名簿をつくる作業から始めなければならないのです。

未曾有の大震災から立ち上がろうとするときにリーダー不在というのは、深刻な事態です。

そこで大槌町から川西町に戸籍の復元や選挙人名簿の作成など、現場の事務に精通した職員を派遣してほしいという支援要請がきたというわけです。

ただ大槌町は先のブログでもご紹介したように壊滅的な被害を受けており、派遣する職員の食事はもちろん住居や移動手段もこちらで確保しなくてはなりません。

週明け以降、大槌町の要請にこたえるべく、人選や環境の整備をすすめたいと考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿