岩手県の大槌町に川西町から職員3名を派遣して3週間ほどがたちます。
町長を始め多くの職員が震災で亡くなった大槌町では、ほとんどの職員がいろいろな職務を兼務して大忙しです。
川西町から派遣した3人の職員は、まずは、この夏の町長選挙に向けた選挙人名簿の作成のお手伝いからはじめたようです。
道のがれきは、ほとんど撤去されたとはいえ、釜石から大槌まで慣れない道の通勤はたいへんだと思いますが、大槌町のみなさんのために頑張ってください。
私も3カ月ぶりに大槌町に伺う予定です。
この7月11日、ちょうど震災から4カ月の日にあわせて大槌町にうかがう予定です。
またそれと相前後して大槌町の方々を川西町に招待し、旬のさくらんぼを味わってもらったり、温泉にはいてもらったり、つかの間の休息をしてもらおうおうと企画をすすめています。
これについては詳細が決まりしだい、報告したいと思います。
がんばろう東北!がんばろう日本! 3月11日の東北大震災から一カ月がたちました。地震、津波の甚大な被害に加えて原発事故はいまだに終息への道筋さえ明確になっていません。春はもうそこまできているのに、私の心の奥底にある深い悲しみは消えることがありません。震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての方々が一日も早く穏やかな生活を取り戻されるように、行政の長として、政治家として、最大限の努力をしていく決意です。このブログでは、「東北復興」に向けた日々の取り組みの中で、私が見たこと、聞いたこと、そして感じたことを、なるべく率直につづっていきたいと考えています。テレビや新聞、雑誌では知り得ない生の東北の声をお届けできればと思います。 2011年4月17日 山形県川西町長 原田俊二
2011年6月30日木曜日
2011年6月7日火曜日
地域おこし協力隊を募集しています
6月5日の日曜日は伝統の「さなぶり祭り」でした。
今年は雪が深くて春の訪れも遅く、農作業も遅れ気味でした。
そこに東日本大震災がきて、一時は花見はもちろん、さなぶり祭りも自粛かと心配されました。
ここにきて、ようやく田植えの農繁期を終え、ほっと一休みのお楽しみです。
餅をつき、かど(ニシン)を丸焼きにし、おいしい酒を飲みながら、子供から年寄りまで秋の豊作を祈るとともに、骨休みです。
ところで川西町では全国から「地域おこし協力隊」の隊員を募集しています。
地域おこし協力隊は、都市と地方の人材の交流を進める取り組みです。
都市部から来た人に川西町で生活してもらいながら、地域のニーズに合った仕事を通じ、地域の活性化に貢献してもらおうというものです。
住居や生活費等は町が保証します。
4月にいったん応募を締め切りましたが、現在一名募集中です。
詳しくは下記までお問い合わせください。
川西町 まちづくり課 地域づくり推進室 電話 0238-42-6613
今年は雪が深くて春の訪れも遅く、農作業も遅れ気味でした。
そこに東日本大震災がきて、一時は花見はもちろん、さなぶり祭りも自粛かと心配されました。
ここにきて、ようやく田植えの農繁期を終え、ほっと一休みのお楽しみです。
餅をつき、かど(ニシン)を丸焼きにし、おいしい酒を飲みながら、子供から年寄りまで秋の豊作を祈るとともに、骨休みです。
ところで川西町では全国から「地域おこし協力隊」の隊員を募集しています。
地域おこし協力隊は、都市と地方の人材の交流を進める取り組みです。
都市部から来た人に川西町で生活してもらいながら、地域のニーズに合った仕事を通じ、地域の活性化に貢献してもらおうというものです。
住居や生活費等は町が保証します。
4月にいったん応募を締め切りましたが、現在一名募集中です。
詳しくは下記までお問い合わせください。
川西町 まちづくり課 地域づくり推進室 電話 0238-42-6613
2011年6月3日金曜日
大槌町へ職員3人を派遣
6月6日に岩手県・大槌町へ川西町の職員3人を派遣します。
3人の職員は2カ月の予定で、戸籍や住民台帳の復元など、3月11日の東日本大震災以降、滞っている大槌町の事務を支援する予定です。
派遣される職員は釜石市の宿舎を拠点に大槌町に通うことになります。食事や交通手段も川西町の責任で用意し、大槌町にはいっさい負担をかけないことは言うまでもありません。
大槌町からの支援要請があって以降、山形県や岩手県を通じて調整を進めてきましたが、思っていたより早く要請に応えることができてよかったと思っています。
今日は川西町立中郡小学校の子供たちから、
「大槌町吉里吉里小学校で勉強する子供たちへ届けてください」
と義援金を託されました。
子供たちは、3月11日の大地震や大津波のニュースを見て、何ができるか一生懸命考えました。
アルミ缶を集めて換金したお金や小遣い、保護者、先生方の思いがいっぱい詰まった義援金です。
現在、吉里吉里小学校では体育館を区切り三校が仮校舎として使用、都合4校が学習しています。
中郡小104名のメッセージとともに届けたいと思います。
ところで職員の派遣に際して、「なぜ川西町から大槌町へ?」という町民の声もありました。
しかし、これまでこのブログで紹介してきたように、故・井上ひさし先生を縁に交流を深めようとした矢先に起きた大震災で大槌町が壊滅的な被害を受けたわけで、それをだまって見ていることはできなかったのです。
こうした私の気持を率直に伝えることで議会もふくめ多くの町民の方から職員の派遣にご理解をいただいたことは、ほんとうにうれしい限りです。
震災直後は川西町も災害協定を結んでいる兵庫県の川西市から深刻な燃料不足の中、タンクローリー1台分のガソリンや軽油、灯油、毛布などの支援物資をいただいています。
また最近は奈良県の川西町から町長がこられ義捐金をいただきました。
これも「全国川西会」という縁があったからこそ、いただけた支援だと思います。
今回の職員派遣を機会に井上先生が結んでくださった大槌町との縁をより深いものにしていければと思っています。
3人の職員は2カ月の予定で、戸籍や住民台帳の復元など、3月11日の東日本大震災以降、滞っている大槌町の事務を支援する予定です。
派遣される職員は釜石市の宿舎を拠点に大槌町に通うことになります。食事や交通手段も川西町の責任で用意し、大槌町にはいっさい負担をかけないことは言うまでもありません。
大槌町からの支援要請があって以降、山形県や岩手県を通じて調整を進めてきましたが、思っていたより早く要請に応えることができてよかったと思っています。
今日は川西町立中郡小学校の子供たちから、
「大槌町吉里吉里小学校で勉強する子供たちへ届けてください」
と義援金を託されました。
6月3日金曜日 川西町立中郡小学校の子供たちから義捐金を託される |
アルミ缶を集めて換金したお金や小遣い、保護者、先生方の思いがいっぱい詰まった義援金です。
現在、吉里吉里小学校では体育館を区切り三校が仮校舎として使用、都合4校が学習しています。
中郡小104名のメッセージとともに届けたいと思います。
大槌町・吉里吉里小学校の皆さんへ宛てた寄せ書き。 |
ところで職員の派遣に際して、「なぜ川西町から大槌町へ?」という町民の声もありました。
しかし、これまでこのブログで紹介してきたように、故・井上ひさし先生を縁に交流を深めようとした矢先に起きた大震災で大槌町が壊滅的な被害を受けたわけで、それをだまって見ていることはできなかったのです。
こうした私の気持を率直に伝えることで議会もふくめ多くの町民の方から職員の派遣にご理解をいただいたことは、ほんとうにうれしい限りです。
震災直後は川西町も災害協定を結んでいる兵庫県の川西市から深刻な燃料不足の中、タンクローリー1台分のガソリンや軽油、灯油、毛布などの支援物資をいただいています。
また最近は奈良県の川西町から町長がこられ義捐金をいただきました。
これも「全国川西会」という縁があったからこそ、いただけた支援だと思います。
今回の職員派遣を機会に井上先生が結んでくださった大槌町との縁をより深いものにしていければと思っています。
登録:
投稿 (Atom)