2011年7月26日火曜日

大槌町にいってきました① 最初に吉里吉里小学校を訪問

7月11日と12日の2日間、川西町から大槌町への義捐金を届けに大槌町へ行ってきました。

今回は川西町議会の正副議長、総務文教常任委員長、産業厚生常任委員長にも足を運んでもらい、大槌町の被害の実態と、復興に向けて大槌町の皆さんが努力されている様子を実際に見ていただきました。

最初に訪ねたのは大槌町の東部にある吉里吉里小学校でした。

吉里吉里小学校
高台にある吉里吉里小学校は津波の被害をほとんど受けず、子どもたちも全員無事でした。

学校の様子を伺った同校の佐藤校長は、

「今回の地震と津波で、子どもたちがひとりも犠牲にならなかったことが何よりでした。毎日、子どもたちの笑顔と元気なようすに、おとなたちが救われています」

と、話された。


吉里吉里小学校には、同町で津波の被害を受けた三つの小学校が移ってきており、体育館や特別教室を利用して運営されています。

体育館を見学させてもらうと、内部は間仕切りされて教室として使用されていて、子どもたちの元気な声が響いていた。

その様子を見ながら、教育の原点を考えさせられました。

体育館には、もちろん冷房はなく、ようやく扇風機が入ったところで、佐藤校長は、

「これで少し暑さがしのげれば」

と話しておられました。

吉里吉里小学校の体育館は間仕切りで教室に

吉里吉里小学校では、8月13日に吉里吉里小学校で行われるキリキリマルシェを主催する碇川ちふゆさんにお会いしました。

キリキリマルシェを主催する碇川さんと
キリキリマルシェについてはこのブログでも紹介していますが、こうした若い人たちが大槌町の復興に向けて動き出すことが何より大切だと思います。

碇川さんによれば「資金面がなかなか、たいへんです。町の商工会や役場とも、やってコンタクトがとれたばかり」とのこと。

ぜひ多くのみなさんの支援を呼びかけたいものです。

1 件のコメント:

  1. こんにちは。
    キリキリマルシェの日程なんですが、15日ではなく、13日です。
    訂正できたら、お願いします。

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