2012年2月27日月曜日

今年最初の大槌町訪問記②  今後は友好都市協定の締結をめざす

碇川町長、佐藤教育次長、佐々木生涯学習課長のお出迎えを受けたあと、碇川町長から、これまでの川西町の取り組みに感謝の言葉をいただくともに、大槌町の現状について説明をいただきました。

碇川町長(左)から友好都市協定の締結など川西町との緊密な関係の継続を望む言葉をいただいた
碇川町長
  大槌町では、ようやく復興計画が策定され、これから本当の復興が始まります。
私は住民が十分話し合うことが大事だと思っています。時間はかかっても住民の合意形成を最優先にして進めたいと思います。

港湾の再建も重要な課題ですが、地盤沈下したため、盛土造成をしなければなりません。
それだけでなく地下に埋設されている水道管、下水道管を掘り上げて整備しなおさなければなりません。

また仮設住宅に住む人たちの意向を聞くと、公営住宅を希望する方が非常に多く、町営住宅などの建設もぜひ必要です。

こうした復興事業を進めていくには、総額1000億円規模の予算が必要です。これを8年計画で執行しようと考えています。

 また町の特別会計を含め100億円規模の町としては、多くの職員が犠牲になった中で人が足らないというのが実態です。

川西町には昨年、職員を長期派遣していただくなど、お世話になりましたが、今後さらに友好都市関係へ発展できればと思います。

このように碇川町長から川西町と大槌町の友好関係をさらに緊密な物にしたいという申し出の言葉をいただきました。

これに対して私からは、

「川西町として昨年実施したバスツアーなどを平成24年度の事業に盛り込み、今後とも支援を継続していきたい」

とお伝えしました。

今後はぜひ友好都市協定を結ぶなど、さらに緊密な協力関係を目指していきたいと思います。

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